仲間の作品(邦子さん その38)
クミコはロンドンの中心街にあるリアドの店を出ると、夫とピカデリーサークルからタクシーでハー・マジェスティー劇場へ向かった。車内でクミコは夫の手を軽く握り、「私、やっぱり、花篭を持ってスカートを閃かしたあのお人形に決めるヮ」。クミコは淡いベージュとブルーのリアドが憧れだった。タクシーを降りると、劇場は開演前で、着飾った人たちが行き交っていた。やがて、ベルが鳴った。『オペラ座の怪人』の幕が上がった。クミコは一気に幻想の世界に引きづり込まれていた。大シャンデリアが崩れ落ちるシーン。怪人が舟で恋人を連れ去るシーン。息をつく間もない場面に、クミコは思わず夫の手を握っていた。幕間、カフェでレモンパイをモカで味わったクミコは、以前、英国に駐在していた夫の逞しさに改めて惚れ直すのだった。(一私小説よりの抜粋)


め めでたきは

お 老いてますます
と 尊さに
茶 着眼し合う
碗 ワンセットたれ
投稿: シュガー125 | 2008年2月17日 (日) 00時45分
ミュージカルのオペラ座の怪人は、私たちも見ました。
ただし、残念ながら、日本での劇団四季の公演でした。面白かったです。
また、次を待っています。
投稿: 山の神 | 2008年2月17日 (日) 16時04分