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2008年2月16日 (土)

仲間の作品(邦子さん その38)

Cci00024 クミコはロンドンの中心街にあるリアドの店を出ると、夫とピカデリーサークルからタクシーでハー・マジェスティー劇場へ向かった。車内でクミコは夫の手を軽く握り、「私、やっぱり、花篭を持ってスカートを閃かしたあのお人形に決めるヮ」。クミコは淡いベージュとブルーのリアドが憧れだった。タクシーを降りると、劇場は開演前で、着飾った人たちが行き交っていた。やがて、ベルが鳴った。『オペラ座の怪人』の幕が上がった。クミコは一気に幻想の世界に引きづり込まれていた。大シャンデリアが崩れ落ちるシーン。怪人が舟で恋人を連れ去るシーン。息をつく間もない場面に、クミコは思わず夫の手を握っていた。幕間、カフェでレモンパイをモカで味わったクミコは、以前、英国に駐在していた夫の逞しさに改めて惚れ直すのだった。(一私小説よりの抜粋)

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玉手箱(その8)」カテゴリの記事

コメント

め めでたきは
お 老いてますます
と 尊さに
茶 着眼し合う
碗 ワンセットたれ
toilet

ミュージカルのオペラ座の怪人は、私たちも見ました。
ただし、残念ながら、日本での劇団四季の公演でした。面白かったです。

また、次を待っています。

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